TOPページ > 基本情報資格の効力 > 資格保持と不保持の差
実際、IT業界で働く人は、ほとんどの人が基本情報の資格を取得しているのでしょうか。
私の経験では、基本情報の資格を持っている人は『全体の3割程度』です。驚くかもしれませんが、実際私が勤めていた部署で資格を所持している方は、約100人中20人程度でした。意外と少ないと思った方が多いと思います。
実務において、資格が無くても仕事は出来てしまいます。実務では資格よりも、経験の方が役に立ちます。そのせいか、働いている最中では、「資格がなくても困らないから、取らなくていいや」と、思ってしまい、資格を取らないまま年齢を重ねてしまいます。
私が勤めていた会社では、入社して5年目までの若手社員が基本情報を取得すると、資格手当てが給付されていました。6年目からはもう一つ上のレベルの資格、具体的にはソフトウェア技術者を取得しないと資格手当てが出ませんでした。
そんな環境下では、5年目までに基本情報を取らなかった人は、6年目になった時には、基本情報を取る意味がなくなってしまいます。
しかし、そこでソフトウェアを受けるかと言うと、ハードルが上がりすぎているため、その時点で尻込みしてしまいます。もちろん、基本情報を受けるのはバカらしい。そんなスパイラルに陥り、結局資格なんて無くてもいいや。という結論に行き着きます。
資格を取る人と取らない人の違いは、入社した時点で資格取得を目指した人は、その後も資格の取得を目指し続ける傾向にありますが、入社した時点で資格取得を目指さなかった人は、資格を取るタイミングを失い、結局資格を一つも持っていないなんてことになってしまいます。基本情報を持っている人と持っていない人の違いは、その後も新たな資格を取得することにより、どんどん差が広がっていく可能性があると言えるでしょう。
とにもかくにも、最初の一歩を踏み出すことが肝心です。後から踏み出すことも可能ですが、それはそれで相当な気合が必要です。資格を持っているほうが良い。
ということは、資格を持っていない人も理解しています。ただ、頭で理解していても、行動に移せるか。それで未来が変わります。